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財閥と庶民(貧乏人)

韓国ドラマでありがちな設定ですね。

ひと昔前は、「出生の秘密・記憶喪失・不治の病」が1セットでした。

「冬ソナ」から始まり様々な記憶喪失、出生の秘密ドラマが展開されてきました。

「愛の不時着」で、韓国ドラマをこっそり見ている北朝鮮の兵士が「韓国人は、よく記憶喪失になるらしい」と仲間に教えていました。

 

最近では、財閥に復讐する庶民の物語

最後は、恨みを晴らす「スッキリ!!」以上の成功物語という構成が多いように思います。

梨泰院クラス

クイーンメイカー

イカゲームは、まだ、スッキリ 迄行ってませんが、

いずれにしても、嫉妬心、劣等感、強欲な桁外れな大金持ちと、

真面目で誠実な報われない庶民との命がけの闘いが描かれています。

そこに、結構な日本人たちがハマっているわけですが、

日本には、ない(隠されている)社会構造と

醜い感情、人をののしるセリフ、死にそうになるスリリングな場面に

日ごろ押し殺している自分の気持ちを重ね合わせて、

そこまで言うんだ!!

そんな風に自分もやり返したい!

という風にドラマに自分の代役をしてもらっているのかなと思います。

感情の持ち方が単純で幼稚で、その表現があまりにもシンプルで露骨。

感情を表に出さないことが美徳という躾教育をされてきた日本人にとっては、

解放された気分になるのかもしれません。

日本では、そのようなドラマは、なかなかできないようですが、

数年前の「半沢直樹」などは、同じ傾向にあったのではないでしょうか?

 

そして、韓国ドラマを見るとき

字幕でストーリーを追った後に、

お気に入りのセリフは、

10秒戻して、何回も聞いて、真似してみてくださいね。

自分のものになりますよ。

いざという時に使える一言として、頭の中に保管しておきましょう。

 

 

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