誰もが母国語を外国人に教えられるわけではない。
韓国人の誰もが、韓国語の先生になれるわけではない。
同じ母国語を持つ先生、つまり、日本人であれば、日本人の先生の方が、納得いく説明を得られやすいし、
難しい発音も、苦労して、できるようになったのだから、わかりやすく指導してもらえる場合が多い。
特に、初心者の場合は、いろいろと混乱が多いので、そもそもの韓国語の概念を説明してもらうことで整理をつけることが大事ではないだろうか?
そもそも、何がわからないのか、質問のポイントとはズレた回答がくることもよくあって、聞きたいのはそういうことじゃなくて・・と紋々としてしまったりもする。
また、母国語が同じ先生だと、勉強の仕方、単語の覚え方、発音の練習の仕方など、そこを習得した人ならではの効果的な工夫も参考になる。
中級になってもそうだが、表現に違和感を感じたり、すっきり落とし込めないときは、日本人の感覚で、どのように受け入れるのか、そこは、日本人ならではの共感性を求めたくなる。
私が、韓国で日本語講師をしていた時のこと
韓国人は「つ」の発音が、なかなかできない。
私が、どんなに 「つ」とって聞かせても、思いっきり「ちゅ」となってしまう。
諦めかけたとき
日本語の上手い韓国人講師が、韓国語で「つ」の発音の仕方を説明した。
そしたら、なんと、そこにいた20名ほどの生徒たちが、かなりの完成度で「つ」が言えたのである。
さすが だった。
滑らかなイントネーション、文化背景ならではの言い回し、そして、社会的な習慣を学ぶには、当然、ネイティブ講師の方がリアリティがある。
どちらにしても、きちんと教え方を熟知したプロの先生に習いたい。
日本人が苦手とする韓国語の発音パッチm「ㄹ」はルではなくてr。
どうやったら、自然にできるのか???
一度、日本人の先生に訊いてみてはいかがだろうか?